【おすすめ記事】悩む人が多い体力面の限界

介護職の本音

死に直面するという介護職の悩み

Feature

  • 苦労もあるが得るものも多い 苦労もあるが得るものも多い

    介護職は確かに苦労の多い仕事であり、その点に関して世間の一般的なイメージは間違っていません。しかし同時に非常にやりがいのある仕事でもあり、さらに資格職であることと需要が増加中であることから将来につながる仕事でもあります。

  • 誰もが一度は悩む人間関係 誰もが一度は悩む人間関係

    1人で完結する仕事ではない以上、人間関係のトラブルはどんな仕事でも発生しますが、チームプレイの求められる介護職では特に大きな問題になります。なお一般的に労働条件が良い職場ほど心に余裕ができるため、人間関係も良好に保たれる場合が多くなります。

  • 良い職場を見極めるポイント 良い職場を見極めるポイント

    転職活動を行う場合には転職候補先の職場が本当に良い環境と言えるのかどうかを職場見学などを通して良くチェックしましょう。労働条件の悪い職場であればまた様々な悩みを抱えてしまいますし、自分に合っているかどうかを見ることも大切です。

利用者の死に直面

利用者の死に直面

命に向き合う介護職

介護や医療の仕事のつらいところなのですが、不死の人間が存在しない以上、多くの高齢者の受け入れを行う介護施設で働く場合、必ず人の死に直面します。身近な人間の死はこれまでの人生の中で経験してきたことがあるという方もいるでしょう。しかし連日とは言わないまでも、年に何回かのペースで見知っていた人間が死んで行くというのは経験した人でないとわからない大きな衝撃があります。このことによって精神を参らせてしまう介護職の方も多く、介護職の方の中には本の中に救いを求める人も大勢います。

命の終わり 死と向き合う7つの視点

人の死に接し悩んだ時には、こうした本を読んで対応法を学んだりショックを受けているのは自分だけではないのだと状況を理解して落ち着いたりすることが大切だと言えるでしょう。

最後の時を共有する衝撃

そもそもどうしたって介護職の仕事を続ける以上は死に関わることによるショックから逃れることはできません。高齢者の方が寿命で亡くなっていくのは自然の摂理と言えるからです。しかしそうは言っても亡くなる前まで自分が介護を担当し、日常的にコミュニケーションを取ってきた相手の死は悲しみを感じてしまうでしょう。また本人が死んだことだけではなく、そのことによって悲しみを感じている遺族の方々を見るのも悲しいことではあります。

溜め込まない

ただ上記のような悲しみに溺れ浸ってしまうようなことをしてはいけません。悲しみに暮れてしまうのは人間として正常な反応ですし、介護職であれば避けられない宿命でしょうが、悲しみから立ち直れるかどうかでその人が介護職を続けられる人間かどうかが分かれます。
悲しみから立ち直るために最も大切なことは溜め込まずに感情を表に出していくことでしょう。つまり人の死に接したことによって生じる悲しさやつらさを職場の仲間や家族など信頼できる人に対して共有していくことです。人間の感情とは不思議なもので、内側に閉じ込めると沈静化するどころか徐々にその感情は深まっていき、身体にも悪影響を与えてしまいます。しかし外に解放すると感情は徐々に自分の中で整理されていきます。

時間をかける

また溜め込まずに発散する以外のポイントは、自分がショックを受けた状態から回復するまでには一定の時間を要するし、それは当たり前のことなのだということを理解しておくことです。ある程度の期間悲しみが続くのは自然なことと思えば、その期間も乗り越えやすくなります。また休日をその期間に上手く合わせるなどして、自分をケアする時間を取るなども行いやすくなるでしょう。

2016.10.11

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一度自分を見つめ直す

もし現在の職場環境に大きな不満や悩みを抱えているのであれば、自分がどういった点に不満や悩みを抱えているのか分析しましょう。人間は冷静に自分の悩みのポイントを分析するだけでも気持ちが整理され悩みが解決することがありますし、解決のための行動に移る際にも分析が役に立ちます。

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